第一次世界大戦時の編み物

昨日は職場のorganization day、直訳すると組織の日、親睦会みたいな集まりでした。 要は就業時間中にみんなで同じ事をして結束を高めよう、という名のお遊びdayです。笑

野球観戦とか施設を借りてポットラックとか毎年やる事は変わるのですが、今年はカンザスシティにあるWorld War I Museum (第一次世界大戦博物館)へ行って来ました。

生憎の雨

ここにくるのは5年振り位かな？ 歴史オタクの夫は何度も来ています。

ボランティアのおじいちゃんのガイド付きツアーでしたが、自分のペースで色々と見て回りました。

イギリス海軍潜水艦搭乗員のニット↓

しっかり手編みでした。 所々にあるつぎはぎがリアルです。

ウィルソン大統領夫人が編んだ靴下↓

ホワイトハウスの庭で飼育された羊から取れたウールで編まれた靴下だそうです。

有名なポスター↓

アメリカのポスターなのにモデルはイギリスのキッチナー元帥なんですって(ガイド情報)。

キッチナーと言えばメリヤスはぎの英語名が「Kitchener stitch」ですよね。 以前読んだ雑誌では本人は編み物をしなかったけれど婦女子に戦地に送るよう編み物を要請、その際に発見されたメリヤスはぎに彼の名前が付いたとか…読んだ覚えがあります。

女性は母国で編み物↓

ミズーリとカンザスで作られたキルト↓

どちらも大作でした。

ギフトショップでは編み物キットも置いてありました↓

マフラー、指無し手袋、帽子の3種類。

私が買った物↓

8月なのにクリスマスオーナメント😆 普段夫を「くま」と呼んでいるので夫の分身のアーミー熊です。笑

戦争は人類の負の遺産ですが、過去を理解して同じ間違いを繰り返さない為にも、900万人以上の亡くなった人達の追悼をする為にも、こういった博物館は必要だと思います。 悪天候の平日午前中でも来訪者は結構いて駐車場は一杯でした。

おまけ: 2人乗り戦車↓

ミズーリのコレクターが3台持っているうちの1台をこの博物館に寄付したそうです。 3台ってどうやって集めたの…？ 筋金入りの戦争オタクですね😅

では良い週末を！

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