2017年11月3日金曜日

手まりの先生

先日取った手まりクラスの先生は年配のアメリカ人です。

このおばあちゃんは手まりだけではなく、ファイバー系趣味は殆どカバーしているようです。 見本手まりの幾つかには綺麗な刺繍がしてあったし、クロスステッチの話もしていました。

去年の裂き織りレクチャーをしたのもこの人です。 家には織機が「5台しかない」と言っていました。笑

紡ぎ車を使うと愛犬ヨーキー("my evil Yorkie"😂)が怒るそうです。

そんなファイバークラフト大先輩なのですが、日本の伝統手芸をアメリカ人に習うのは如何なものか?と少し迷いがありました。 因みに彼女はかなりの日本贔屓なのですが、日本語は挨拶くらいしか出来ません。

でもクラス内の雑談で彼女が初めて日本に行ったのが1968年と知りました。 私が生まれる前じゃない! 住んでこそはいないけれど私より長く日本と付き合っているんだ、と思うと妙に納得〜。

彼女はカンザスシティの姉妹都市の倉敷市へ交換訪問で何度も行っているそうです。 ツアーを抜け出してタクシーや電車を使って手まり協会や伝統工芸系の工房をカタコト日本語で訪問した話が面白かったです。

手まりは随分前にカンザスシティに住んでいた日本人女性から習ったそうです。 そして生徒の私達に「貴方達も一人で作れるようになったらこの技術を誰かに伝達してね。人から人へ受け継がれる事が大事なの。」と心に残る発言。 

2つの別クラスを2週間に分けて4回、クラス費用は安かった上に開催場所の毛糸屋にも場所代を払っている筈です。 色々と下準備もしてくれていたので営利目的で開かれなかったのは明らかでした。

私も定年退職後は彼女のように趣味に忙しくしつつも次の世代との繋がりを持ちたいと思いました。 彼女のクラスを取って良かったです。

では良い週末を!


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