2018年5月12日土曜日

技術に対しての報酬

先月取ったかぎ針編みワークショップの講師著の本をKindleで購入しました。

一番欲しかった本は当日マーケットで買ってサインをしてもらいました。 今回買ったのは同じシリーズの1つ古い版(多分)です。

先生(著者)よれば、アマゾンが他所より安く売れる理由は著者への報酬を少なく設定しているからだそうです。 額は忘れてしまいましたが、1冊売れる毎に貰える金額が驚くほど少なかったです。

なので出来るなら彼女のサイトからのリンクでアマゾンに行って買って下さい、とお願いされました。 そうする事によって少額ですがアフィリエイト分が加算されるそうです。


Kindle版は該当するのか不明ですが、セールで¢99になっていたのでダウンロードしました。 (先生ごめんなさい、安さに負けました)

3月のPly Away(紡ぎワークショップ)で取ったクラスの先生もアート/クラフト系の講師としてお金を稼ぐ大変さを語っていました。

ある規模の大きいワークショップでクラスを受け持って欲しいとリクエストが来たそうなのですが、報酬が少ない上に交通費(飛行機)は自腹、ホテル代も丸1日教えないと出なくて(その時のオファーは1日半のスケジュールで1泊分しか提供されなかった)、行ったら足が出る事になるので断ったそうです。

Ply Awayの責任者は自身も以前は講師をしていた体験から招待する講師にはフェアな料金を払っているそうです。

彼女が執筆した過去の記事にワークショップ参加費の金額設定(結構高い)の理由が挙げられています。諸費の他に講師への交通費は勿論、道具の送料、日当、ホテル代は前日から最終クラスの翌朝まで出すそうです。

前出の別ワークショップのリクエストを断った先生が「全てのイベントがここ(Ply  Away)みたいになってくれたら良いのに!」と言っていました。

クラスでも道具でも安いに越した事はないですが、アーティスト側の視点を忘れずに、私に出来る範囲で協力して行きたいと思っています。

でも今日の¢99の買い物は見逃して下さい🙇‍♂️ (最新刊はクラスの日に定価で買ったので許して〜)


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2 件のコメント:

  1. 日本でも お店によってはワークショップを開催されている所がありますが

    小人数で ある程度の基礎がある人で という条件と
    講習料と材料費の案内を見ていると
    とてもお安い時と凄く高額に感じる時と まちまちです。

    手作り品やその技術に対して
    あるいはパターンなどの著作権についても
    あまり払いたくない という傾向がありますよね。

    私自身も 友人に頼まれて作ったり
    ボランティアで献品をする事がありますが、
    友人には 幾ら?と訊かれても 高い値段を付けられません。

    献品も 学校のバザーの為に友人の代わりに作っているので
    値付けを言われても 主婦が買う値段だから
    材料費を切って 募金分程度の値段にしてしまいます。


    技術力も 掛かった時間も 本当に正当に評価されていないな
    と 痛感します。

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    1. 技術は目に見えない物なので難しいですよね。 Ravelryでも多くのエピソードを目にします。

      クラフト業界で相応の報酬を貰うには技術は元より、ネームバリューが無いとワークショップの高額参加費を募れないのでしょうね。

      削除