編み物雑誌Knitsceneの春号の表紙です↓
スレッドを立ち上げた人がこのプルの「ヨーク部分の編み目の違い」を指摘しています。 針の号数を替えて編んであるのかと思い、パターンをチェックしたけれどその指摘は無かったそう。
これらの写真↓でも顕著にテキスチャーの違いが判ります。
袖口と裾はガーター編み |
肩甲骨のやや下辺りから切り替わっています |
何人かが「違うステッチを使っている」とか「平編みと輪編みでゲージが変わった」とか「モデルが下に着ている服のせい」とか意見を述べています。
その中の1人が真相を確かめる為にデザイナーにメッセージを送ったら数時間後に返事が書き込まれました。
結果は…テストニッターの編み方→平編み時の裏編みの手が緩かったのが原因。 本来なら平編み/輪編み同じゲージで目の揃ったメリヤス編みになるそうです。
雑誌編集のスケジュールの為に約一ヶ月で作品を編み上げて編集部に送らなければならなかったので編み直す時間が無かったそう。 否定的にではなく、とても丁寧に説明していてこのデザイナーに好感を持ちました。
スレッド上で書き込みをしている人達も間違い探しではなく真相を確かめたかっただけで、「こういうデザインでもいけるんじゃない?」みたいな和気あいあい感があります。 それに対してデザイナーも「針の号数を替えてワザとテキスチャーを替えてもいいわよ」なんて返していました。
疑問に思った事を他のニッターと談義出来て、おまけにデザイナー登場で裏話まで聞けてしまうRavelry、ますます好きになりました。
今日も私の徘徊は続く…
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