我流に超要約すれば: アメリカに於いてのアルパカ市場はバブルが弾けました。 2000年代中頃にリタイア層を狙った投資プロモーションが功を奏してアルパカ牧場主になる人が急激に増えたそうです。
当時は一頭当たりの値段が高かったのですが、今では急落して投資の元を取れない状態に。 原因として考えられるのは頭数の激増による希少価値の低下や、服飾業界からのアルパカフリースの需要が期待した程伸びなかったから。
更に南米(主にペルー) では安い人件費での大量生産体制が既に出来上がっているので今更北米でスタートするにはハードルが高かったのでしょうか。
アメリカ国内のアルパカレスキュー団体には経営破綻した牧場から沢山のアルパカ達がやって来て飽和状態だそうです。 その内「野良アルパカ」なんて出て来るのかな?
この記事を読んで行く場所の無いアルパカ達を思い胸が痛みました。
私は以前はアルパカについては「南米の動物から取れる柔らかい毛糸」という事位しか知りませでした。
今年3月にアルパカショー、4月にアルパカ牧場で毛刈りの手伝いに行き、アルパカの動物としての素晴らしさ (とてもエコで飼いやすい家畜) を学ぶ事が出来ました。 もっと田舎に住んで数エーカーの土地を持てたら飼いたい位です!
でもお邪魔した牧場での主な飼育係は奥さんと子供達、ご主人は他州での(普通の)仕事を掛け持ちしていると聞きました。 やはりアルパカ1本では経営は厳しいのでしょうか。
毛刈り前のアルパカ達 |
多分来年の春にもアルパカショーはカンザスシティにやって来るので(今から行く気満々)、詳しい現場の声を聞けたら、と思っています。
次の作品はアルパカ糸で編もう!
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