私の母は16年前に亡くなっているのですが、実に多趣味な女性でした。
専業主婦だったのにいつも留守で私と兄は小学生の頃から鍵っ子。 ネットの無い時代に何処で見つけて来るのか本当に色々と手を出していました。
ラタンのバスケット編みの時期は家中の水場(浴槽&洗面器)にラタンが浸かっていました。(編む前に水に浸して柔らかくする為？)
造花作りの時期にはリースやら花束が家中に飾られました。 造花用のコテ(？)は触ると危ない！と言われて作業中は接近禁止でした。
デコパージュ人形作りの時期に量産された人形は何処へ行ったのでしょうか。
刺し子がブームだった時は夜コタツで教えて貰って一緒に布巾を縫った良い思い出です。 同じように刺繍も一緒に刺しました。
その他マクラメやパッチワークにも手を出していたように覚えています。
クラフト以外の趣味は料理、お菓子、パン等。 エレクトーンとフラは私も感化されて習い始めました。(その後エレクトーンは2人共挫折)
パン作りはハマりにハマって最終的にはベターホームで講師をしていました。 これは聞こえが良いですが、課題のパンを連日練習するので1週間毎日同じパンが作られて家族は食傷気味に。
趣味の王道、編み物と縫い物はブーム物と違って忘れた頃に繰り返し行われていました。
私が編み物を始めたきっかけはコタツで母から教わってマフラーを編んだのが楽しかったからです。
編み機も持っていたらしく「使わないの？」と聞いたら設定が面倒なので買って放置状態だったようです。 あの頃の編み機って高かったんじゃない？ 勿体無い〜。 その後編み機が何処へ行ったのかは不明。
こうして思い返してみると私がクラフト系の趣味に飛びついてしまうのは母からの遺伝に間違いありませんね。
母の日に亡き母を想いながら編み物中💐
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